2017年もあっという間に1ヶ月が終わり、ちょっと焦りがでていませんか?このまま、ぼーっとしていたら、何も達成しないうちに1年が終わってしまう。何をすればよいだろう?そんなときにおすすめの今年の目標の立て方をみていきましょう。
1年の目標は、年初めに立てたかもしれません。「仕事をがんばる」「英語を勉強する」など大きく目標はあるかもしれませんが、実行できないことが問題です。「やることリスト100」は、なりたい自分を想像し、今年の目標を思い出し、その実現のために何をするべきか書き出してみることです。
書き方は簡単です。順番などは気にせずに、思いついたことをどんどんと書いてみましょう。リストに入れる内容は①仕事 ②自分 ③趣味 ④家族 ⑤友達 ⑥その他となんでもありです。仕事であれば、「企画書を60本書く」「営業成績を◎◎円まで達成させる」というものでもいいですし、「上司に怒られない」「同僚を褒める」といったやさしいものでもよいと思います。趣味であれば「映画を100本みる」や「料理教室に1回は通う」というものでもいいですね。やってみると感じるのですが、やることリスト100は、実は書き出すのがかなり大変です。その分、書いていると実際にやらないといけないことがすこしずつ見えてくるというわけです。
やることリスト100を無事書き終えたら、放置してはいけません。ときどき振り返りが必要です。筆者は、ときどき休憩がてら、やることリスト100を眺めることで振り返りをしています。忘れていた項目や知らずにできていた項目などを認識して、またリストを閉じておきます。
最後に振り返りをするのは、年末です。自分が何をしてきたのか、成績表のつもりで、楽しく◎△×をつけていきましょう。
目標を達成させるために、なにより重要なことは、体調管理です。カラダと心が整っていないと日々の生活はやる気がでてきません。そのための3つのポイントです。
当たり前のようにみえて、難しいのがバランスのよい食事です。若い世代と高齢者を中心に、たんぱく質の不足が指摘されています。肉や魚、大豆製品、卵などのたんぱく質が不足することでこうした食材に多く含まれ、代謝に欠かせないビタミンB群や風邪予防に効果が期待できるビタミンDなども不足します。合わせて、野菜などの摂取も減ってしまうとビタミン、ミネラルが全体的に不足しがちになり、不調の原因となります。ふだんから、塊の肉や魚、カラフルな野菜をなるべく摂り入れるようにしましょう。
朝ごはんは、1日のカラダリズムのスイッチです。体内時計は、25時間サイクルですが、これを24時間にリセットする役割をしているのが、朝ごはんを食べることです。(食事をして)血糖値を上げること、目に朝日を入れること、この動作でカラダがリセットされ、体調が整います。昼、夜もできれば、同じ時間帯に同じぐらいのボリュームで食べられることが理想的です。
疲れているから、家でゆっくり休みたいと思う方が多いですが、実は運動をするほうがカラダは元気になります。これを「積極的休養」といいます。軽い運動をすることでアドレナリンがでて、テンションがあがることはもちろん、運動をすることで、BDNF(脳由来神経栄養因子)が増えることがわかっています。BDNFが増えることは、うつなどの予防にもつながるのです。また、セロトニンも分泌され、リラックス効果も得られます。
オメガ3脂肪酸を多く含むさばを加えた料理で、頭の回転をアップ。やることリスト100を仕上げてしまいましょう。
さば缶のポテトサラダ
じゃがいも2個
きゅうり1/2本
大豆水煮缶30g
A(さば缶1/2缶 オリーブオイル小さじ1 レモン汁大さじ2 塩小さじ1/4
黒胡椒少々 バジル(乾)少々)
管理栄養士・健康運動指導士・株式会社エビータ代表取締役。
総合病院、女性クリニック、企業カウンセリングにて糖尿病の行動変容理論をベースに1万8千人以上の栄養相談を実施。
現在は、食育活動やレシピ開発、食のコンサルティングをはじめ講演、イベント、各種メディアなど多方面で活躍中。
著書「コンビニ食・外食」で健康になる方法。誠文堂新光社「血糖値を下げる夜9時からの遅ごはん」など。
・HP… http://www.e-vita.jp
・ブログ… http://ameblo.jp/evita/
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