
男性ホルモン(テストステロン)が大きく関係している脱毛です。テストステロンと還元酵素(5αリダクタ−ゼ)が反応してできた5αディハイドロテストステロンにより、毛母細胞が生きる力を失うことで起きる脱毛です。

男性型脱毛と同じ原因で女性に起こる脱毛です。ホルモンバランスが崩れ、女性ホルモンが大きく低下したときに起こります。理由としては、女性の社会進出によるストレスからくる生理不順や更年期障害が要因と考えられます。

皮脂分泌の過剰な人に起きる脱毛です。過剰に分泌された皮脂が毛孔に充満することで毛乳頭が脂漬けの状態になり、毛乳頭から栄養補給を受ける毛母細胞がダメージを受けたり、脂漏性湿疹が起きたことによる脱毛です。

ストレスなどによる自律神経失調から起こる脱毛です。体全体をコントロールする自律神経に歪みが起き、血行不良や末梢神経の異常となり、毛母細胞が細胞分裂を停止し、さらに免疫機構による毛母細胞の侵食作用なども考えられています。

頭皮全体においてまばらに多数の毛髪が抜けて、毛髪が粗となるタイプの脱毛をいい、治癒には根気を必要とします。極度の代謝不良が起きていて、長期にわたる手当てで回復しますが、そのまま放置すると、全身の体毛まで抜け落ちることがあります。

粃糠とはいわゆるフケのことです。なんらかの原因で角化異常が起き、フケが多くなり、さらにフケが大量に出るようになって一定期間経過後、抜け毛が多くなり、徐々に脱毛部位が広がっていきます。角化異常によるフケが、どう脱毛と関与しているか不明な点が残っています。

6タイプ以外にも、さまざまな脱毛があります。妊娠によるホルモンバランスの変化によって停滞したヘアサイクルが、出産後も元に戻らなくなる産後脱毛。熱病や中毒、ウイルスによる疾病などによって脱毛する症候性脱毛。情緒不安定やうつ状態などの精神的トラブルにより、自分で毛髪を抜きつづけることによって起こるトリコチロマニー。さらに、抗ガン剤などによる薬物性脱毛などがあります。
成長期の途中に抜け落ちてしまった髪の毛根の形状を、スコープや顕微鏡で拡大してみると、正常な抜け毛の毛根とは、まったく違う形状をしています。この毛根の形状によって、脱毛原因を特定することができます。





