
現代の食生活では、インスタント食品や清涼飲料水、コンビニ食や外食が多くなっています。肉や動物性たんぱく質、塩分が多い欧米型食生活は、薄毛、脱毛だけでなく肥満、高血圧、心筋梗塞などの成人病の原因となります。そこで、健やかな髪のために覚えておきたい言葉が、「ま・ご・わ・や・さ・し・い」®。これは、まめ、ごま、わかめ、やさい、さかな、しいたけ、いもなどのことです。これらを意識して摂るように心がけましょう。
※「ま・ご・わ・や・さ・し・い」は、杏林予防医学研究所所長山田豊文氏の登録商標です。

- ●玄米ご飯
- ●具だくさんみそ汁
- ●鮭の塩焼き
- ●ジャガイモと青のりの炒めもの
- ●納豆
- ●ほうれん草のごま和え
- ●もずく酢

- ●玄米ご飯〜ちりめんじゃこのせ
- ●みそ汁
- ●にんじんとほうれん草とちくわの白和え
- ●肉じゃが
- ●納豆(麦入り)の大根添え
- ●りんご

髪を健康に保つための栄養素としては、以下のようなものがあります。そのなかでも、特にタンパク質をつくるアミノ酸と3つのミネラル(鉄・銅・亜鉛)の摂取は重要です。食事からバランスよく摂ることが理想的ですが、摂りにくい栄養素はサプリメントで補給するのもいいでしょう。
| 栄養素 | 髪に関する効能 | 多く含まれる食品 |
|---|---|---|
| ビタミンE | ・血管の老化を防ぎ、血行を促進する ・抗酸化作用の働きで若さを保つ |
玄米、アーモンド、キウィフルーツ、ほうれん草 |
| ビタミンA(β-カロチン) | ・髪や爪を強く美しくする ・シワや肌荒れを防ぐ |
にんじん、海苔、しその葉、かぼちゃ、うなぎ、レバー |
| ビタミンB群 | ・頭皮の新陳代謝を促進する | しいたけ、レバー、プルーン(乾)、玄米、そば粉、ごま、大豆 |
| ビタミンC | ・コラーゲンの生成を助け、肌の健康を保つ | ブロッコリー、ゴーヤ、レモン、いちご、ピーマン、小松菜、緑茶 |
| DHA・EPA | ・コレステロールを減少させる ・血液をサラサラにする |
いわし、さば、さんま、かつお |
| ヨード | ・脱毛や皮膚の異常を防ぐ | 海藻類、魚介類、海塩 |
| アミノ酸 | ・髪をつくる成分となる | 鶏肉、あじ、かつお、紅ざけ、納豆、米、パン |
| 亜鉛 | ・髪、肌、爪をはじめ全身の健康に役立つ | かき(貝)、大豆、小豆、レバー、牛肉、卵黄、鶏肉 |
| 銅 | ・活性酸素を退治する酵素をつくる | するめ、かき(貝)、牛レバー、ごま、納豆 |
| 鉄 | ・血液中で全身に酸素を運ぶ | 海藻、胚芽、ひじき、貝類、ほうれん草、めざしの煮干し |
現代人には、ストレスのまったくない人などおそらくいないでしょう。精神状態の影響を受けやすい髪のためには、このストレスをスムーズに解消し、明るく気分よく暮らしたいものです。ストレスを解消するためには、温泉浴や森林浴、アロマテラピーや音楽鑑賞など、さまざまな方法があります。自分にあったリラックス法で心地よく過ごせる時間をつくったり、体をほぐすようなゆるやかな運動(ストレッチ)などを心がけましょう。
腕をお湯から外に出し、胸から下だけつかるのが半身浴の基本。37〜38℃のぬるめのお湯(冬は40度くらいでもOK)に20〜30分間、ゆっくりと入ります。 はじめは肩のあたりが寒く感じるかもしれませんが、じっとつかっているとやがて汗が出てきます。ゆっくりと体の芯から温めるので、湯冷めしにくくなります。


お風呂のフタをすれば湯気がこもって、より効果的。
本でも読みながら20分〜30分、ゆっくり温もりましょう。
たばこは、髪に悪い?
たばこに含まれるニコチンには、血管を収縮させる作用があり、血行を悪化させます。髪の毛に通っている毛細血管は、髪の毛の1/10という驚くべき細さ。つまり毛細血管は喫煙による悪影響を真っ先に受けてしまうのです。「ストレス解消に」という方も、なるべく本数を減らすようにしてください。
それなら、お酒は大丈夫?
お酒を飲み過ぎると、体内の栄養素をつくる肝臓にダメージを与えます。また、深夜まで飲むことによる睡眠不足や栄養バランスの乱れなども、髪に影響を及ぼす恐れがあります。飲み過ぎには十分注意しましょう。

精神的ストレスによって、呼吸が速く浅くなった経験って、ありますよね。精神的緊張はこうした呼吸筋だけでなく、全身すべての筋肉を緊張させているんです。ストレスの元となる感情や思いをコントロールすることは困難ですが、肩の力を抜き、ゆっくり深呼吸することは容易にできます。ストレス解消のためのストレッチは、ゆっくり息を吐きながら、伸ばしたい筋肉に意識を集中させ、静かに伸ばしていくことがポイントです。



ダイエットすると抜け毛が増える?
過度のダイエットによって栄養が不足している人は、毛根に栄養が行き渡らず、脱毛することがあります。かといって、太りすぎは生活習慣病の原因になり、髪にも良くありません。ダイエットする場合は、カロリーや糖分・炭水化物の摂取をある程度抑えたとしても、ミネラル・ビタミン・最低限度のたんぱく質はしっかり摂り、髪のトラブルを防止しましょう。











